

健康宣言
我々は、お客様から“信頼”というブランドをいただけるよう日々行動しています。
まず大切なのは、社内外を問わず、社員一人一人が“気持ち良く挨拶”ができることと考えます。
仕事やコミュニケーションを通じ自己成長し、能力を発揮できるように社員一人一人が健康で、
安全・安心に働ける環境を構築していきます。
代表取締役社長 中尾 俊博
健康経営推進体制 Health Management Promotion System
当社では、社員一人ひとりが健康的かつ文化的な生活を営み、また働きやすい職場環境の実現を目指し、健康経営の推進体制を定めています。

- 代表取締役社長を「健康経営の最高責任者」とし、健康経営推進のための最終意思決定を行います。
- 推進責任者は、推進チームと一体となり、課題解決・推進のための企画・実行を行います。
- 推進チームは、社内外に向けての情報発信を行うほか、外部機関(産業医・協会けんぽ)と連携して、結果検証を行い継続的な健康支援活動を行います。
健康促進の取組み Health Facilitation Efforts
健康アプリの導入
社員の健康づくりをサポートするアプリとして、『QOLismライト』アプリを導入しています。アプリで次のようなことができます。
■ 自身の健康状態を見える化
・健康診断結果から現在の健康状態と将来の疾病リスクをチェックできます。
■ 一人ひとりの健康状態・生活習慣に合わせたメニューを用意
・「歩数計測」…毎日の歩数を自動計測。
・「運動記録」…ランニング、サイクリング、水泳、筋トレ、ヨガなど歩く以外の運動も記録。
・「症状・医療機関検索」…症状から関連する病気や対処法、オンライン診療が可能な医療機関を検索。
・「食事記録・栄養計算」…写真撮影だけでカロリーチェックが簡単に可能。
・「コンビニ食堂・レシピ検索」…コンビニで選べる健康的な食事メニューを提案。
・「エクササイズ動画」…気になる部位や目的別に検索できる「エクササイズ動画」を配信。

ウォーキングイベントの実施
運動習慣を身につけるため、春と秋の年2回、『QOLismライト』アプリを使ったウォーキングイベントを開催しております。
2025年春の結果は、目標歩数7,000歩/日(3週間平均)に対して参加者197名中124名の方が達成されました。

健康グッズの配布
従業員の健康をサポートする取り組みとして、年に1回、健康に関するパンフレットや健康グッズの配布を行っています。
2024年度は、中央労働災害防止協会発行の小冊子「すぐに実践シリーズ 働く人の快眠術」と、眼精疲労を軽減し眠りの質向上が期待できる温冷両用のアイピローを全社員に配布しました。

禁煙支援制度の導入
禁煙を希望する社員の健康をサポートするため、「禁煙外来治療助成金制度」を導入しています。
禁煙外来による治療にかかる費用の50%を会社が助成することで積極的に禁煙治療を受けられるよう支援しています。
特定保健指導の実施
毎年実施される健康診断の結果をもとに、メタボリックシンドロームのリスクがある方に対して、保健師や産業医が生活習慣の改善を支援するプログラムを提供しています。
これは、生活習慣病の予防を目的とした健康支援プログラムであり、対象者一人ひとりに合わせたきめ細やかなサポートを行っています。
働き方改革の取組み Initiatives For Work Style Reform
ワークライフバランス短時間勤務制度の導入
子育て、介助、傷病治療・リハビリを行いながらも安心して仕事ができる環境を整え、仕事と家庭の両立、治療と仕事の両立を実現することを目的として、ワークライフバランス短時間勤務制度を導入しています。
また、育児短時間勤務についても、法律で定められた3歳までではなく小学校就学前まで取得することができます。
ワークライフバランス時差出勤制度の導入
通勤時間の混雑回避やプライベートの充実など、仕事とプライベートの調和を図ることを目的として、始業・終業時間を30分繰上げ又は繰下げすることができるワークライフバランス時差出勤制度を導入しています。
長時間労働の防止
長時間労働への対策として、残業時の事前申請の徹底や正社員固定費生産性指標の導入により一人一人の生産性の改善に向けた取組みを実施しています。
女性の健康に関する相談窓口の設置
月経痛、PMS(月経前症候群)、不妊治療、更年期症状など、女性の健康に関する悩みは人に相談しづらく、ひとりで抱え込んでしまうことも少なくありません。そこで、社員が安心して相談できる環境づくりの一環として、社内及び外部機関と連携して相談体制を整備しています。
BCP(事業継続計画)の取組み Business Continuity Plan Initiatives
自然災害や事故等に備え事業活動を継続させるための仕組みとして事業継続計画を構築しています。
BCP基本方針
当社は、事業活動における脅威に対して、従業員の安全を第一に考えるとともに、事業を継続していかなければなりません。
当社は本基本方針を定め、これを全従業員に周知するとともに、本基本方針に沿って事業を継続していくことを宣言します。
- 従業員の生命・安全を確保するように活動します。
- 会社資産の保全と損失の最小化を図ることにより事業を継続させ、お客様への商品・サービスの提供を維持し継続を図ります。
- 事業継続をするにあたり、円滑な組織運営や全社員が自主的に活動できるように、BCM事務局が活動の支援や全社員への教育を定期的に行います。※BCM事務局は人事総務部BCM担当と選任された防災担当者等により構成する。
- 災害発生時には、予め定めた運用体制のもと各社員が役割を果たし、事業の早期復旧を図ります。
- 不断の地域貢献を行い、災害発生後は地域の一員として復旧に努めます。
普通救命講習の受講
各拠点において、所在地の普通救命講習を計画的に受講しています。
これにより、救急救命対応が可能な要員を配置し、緊急時に備えた体制を整えています。
・普通救命講習受講修了者 89名(2025年3月時点)
安否確認について
自然災害によるリスクを想定し、以下の場合に安否確認システムを活用して社員の安否確認を迅速に行います。
・震度5強以上の地震が発生した場合
・大雨、暴風、高潮、波浪、大雪、暴風雪の特別警報が発令された場合
これにより、社員の安全を確保し、適切な対応を進めています。
感染症拡大時の対応
感染症拡大に備え、従業員とお客様の安全を守りながら事業を継続する計画を策定しています。
迅速なリスク対応、従業員の安全確保、そして支援体制の整備を柱に、事業の継続性を確保し、取引先への安定した価値提供を実現します。
福利厚生の取組み Welfare Initiatives
DL Benefit Premiumの加入
社員と家族が利用できる福利厚生サービスとして『DL Benefit Premium』に加入しています。
- ① 24時間心と体の相談デスク(メンタルヘルス、健康)
- ② 育児、介護、法律・税金・公的給付、冠婚葬祭等の生活支援の相談サービス
- ③ スポーツクラブ、スポーツ施設の割引サービス
- ④ 旅行、映画館、レジャー施設、飲食店の割引サービス

社員パーティの開催
社員の交流とコミュニケーションの促進を目的に、年に1回、全社員が一堂に会する社員パーティを開催しています。パーティでは、パフォーマンス大会やゲーム大会などが行われ、日常業務から離れた中でお互いの意外な一面を知り、親睦を深める場となっています。
さらに、国内勤務の社員だけでなく、海外で現地採用された方も参加することで、グローバルな視点での交流が図られています。これにより、社内の一体感を深め、より働きやすい職場環境の実現に取り組んでいます。

京都五山送り火鑑賞
毎年8月16日の夜、夏の夜空を彩る「京都五山送り火」を鑑賞するために、京都本社5Fの食堂を開放しています。
京都市内を囲む山々の中腹には、「大文字」「左大文字」「船形」「鳥居形」「妙法」の巨大な形に火が灯り、食堂からそのほとんどを鑑賞することができます。
この鑑賞会には、従業員、そのご家族やご友人の皆さまも参加いただけます。
従業員とそのご家族が心休まる夏のひとときを過ごせるよう、毎年この場を提供しています。

健康経営各種指標の実績値 Actual Values Of Various Health Management Indicators
指標 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|---|
ワークライフバランス | ||||
年次有給休暇取得率 | - | 78.3% | 65.6% | 69.4% |
有給休暇取得日数(一人当たり年間) | - | 14.0日 | 11.9日 | 12.5日 |
所定外労働時間(一人当たり月平均) | - | 15.1h | 13.1h | 9.6h |
健康診断受診状況 | ||||
定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
再検査対象率 | 前年以下 | 48.2% | 58.0% ※ | 64.3% |
再検査受診率 | 100% | 100% | 98.4% | 100% |
メンタルヘルス対策 | ||||
ストレスチェック回答率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
健診結果 | ||||
BMI:25以上 | 25%以下 | 32.9% | 31.1% | 33.5% |
中性脂肪:150mg/dL以上 | 前年以下 | 17.1% | 17.4% | 19.9% |
LDLコレストロール120mg/dL以上 | 前年以下 | 45.5% | 43.4% | 48.0% |
HDLコレストロール40mg/dL未満 | 前年以下 | 3.6% | 5.9% | 2.7% |
メタボリックシンドローム該当割合(予備群含む) | 25%以下 | 29.1% | 29.4% | 28.9% |
災害予防 | ||||
労働災害発生件数 | 0 | 1 | 0 | 0 |
※再検査対象率:2023年度より再検査対象の期間を変更したため増加